【茨城県】一度は見ておきたい、牛久大仏はやっぱりでかい。霞ヶ浦も散策。

茨城県牛久市にある、超巨大な仏様『牛久大仏』。
浄土真宗東本願寺派のご本尊とされる阿弥陀如来です。

いざ目の当たりにすると、想像どおり、いや、想像を超えるスケールのでかさ!!
やっとお目にかかれた感動と、でかさの驚きと共に、どこか見守られる安心感のようなものを感じました(笑)

手前の人との対比で大きさが伝わりますでしょうか…。

目次

牛久大仏の規格外な大きさについて

牛久大仏は青銅で造られた全長120メートルの巨大大仏!
身長100m+基壇部10m+蓮台10m。
120という数字は、阿弥陀如来の十二の光明にちなんだもの。

十二の光明とは…
光明こうみょうという仏様の智慧(知恵)の徳を十二種に分けて賞賛したもの。
 ①無量光明(むりょうこうみょう)・・・量ることのできない光
 ②無辺光明(むへんこうみょう)・・・際限のない光
 ③無碍光明(むげこうみょう)・・・遮られることのない光
 ④無対光明(むたいこうみょう)・・・比べるもののない光
 ⑤炎王光明(えんのうこうみょう)・・・最高の輝きをもつ光
 ⑥清浄光明(しょうじょうこうみょう)・・・きよらかな光
 ⑦歓喜光明(かんぎこうみょう)・・・よろこびを与える光
 ⑧智慧光明(ちえこうみょう)・・・智慧を与える光
 ⑨不断光明(ふだんこうみょう)・・・常に照らす光
 ⑩難思光明(なんじこうみょう)・・・思いはかることができない光
 ⑪無称光明(むしょうこうみょう)・・・説きつくせない光
 ⑫超日月光(ちょうにちがっこう)・・・日月に超えすぐれた光

120mって想像しにくいですが、奈良大仏は座像で約15m。
立ち上がられたとして、足長と見積もっても40mくらいでしょうか…。
公式HPによると、牛久大仏の手のひらの、奈良の大仏が乗るらしいです!

らほつ

螺髪らほつ”と呼ばれる、仏様の髪の毛の塊は、1つ直径1メートル。
この大きさの螺髪(らほつ)が頭部に480個も存在していると思うだけで、頭部に近づいた時の想像が出来ました…。
1個200キロ…螺髪だけで96トン!?

公式HPには、建立時に手の前で記念撮影されている写真や、足の親指が展示されている様子が掲載されています。

余談ですが、らほつは長い髪がくるくるくるくるくる~~~~~って丸まってこの形になっているので、引っ張ったら相当な長さでしょうね…
額のほくろみたいなのも実は白い毛が丸まったものとされていて、伸ばすと4.5メートル程あるという話があります。毛は右巻きに丸まっていて、額の毛は「白毫(びゃくごう)」と呼ばれています。
一般的に4.5メートルであれば、牛久大仏は100メートルを優に超えそうですね。

ちなみに鎌倉大仏の螺髪は656個で、珍しいことに「左巻き」だそうです。

奈良の大仏の螺髪は996個で牛久大仏の倍近くの数に分けて巻かれてます。
髪型一つとっても、大仏様の特徴があって面白い!

宗派から見る牛久大仏

ところで。牛久大仏は一体何の象徴なのでしょうか?

大仏様の所在は、浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺 です。
牛久大仏の正式名称は「牛久阿弥陀大仏」。
浄土真宗東本願寺派のご本尊とされる阿弥陀如来様でいらっしゃいます。

浄土真宗の宗祖は親鸞聖人ですが、こちらの東本願寺派(東京本願寺)は、分派により開かれた宗派。
”東本願寺”というと、私的には京都のイメージが強いのですが…。

昭和の時代に「お東騒動」と呼ばれる大谷派の内部紛争があり、巡り巡って立ち上げられたのがこの東京本願寺=浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺とのことです。

なんとなく戦国時代くらいの話かな~なんて勝手に思っていましたが、結構最近の話なんですね…。
この辺りは結構複雑で、デリケートな話題になりそうなのでこれくらいにしておきます(`・ω・´)
詳細はWiki先生でどうぞ!

テーマパークと言っちゃえるほどの広さと設備

牛久大仏の見どころの一つは、まさに「お胎内巡り」でしょうか!!

仏様の胎内に展望台が設けられています!
ちょうど胸のあたりから覗けました(笑)

中は先進的で、光のアートというか幻想的な空間と香りの演出がなされていました。
仏様の中にいるのかぁ~と感慨深い思いでゆっくり拝見しました。

そして最後に写経をば。

なんかこういう空間って好きなのよねー。
ついやりたくなっちゃう(笑)

何事も気持ちです。気持ち!

敷地内にはミニ動物園や季節のお花が楽しめる空間もあるので、半日いや一日楽しめるかもしれないですね!広いから家族でお散歩するにはとってもいいと思います(^^♪

庭園が整備されていて人懐っこい鯉と鴨がたくさんいました。

ツンツンできそうな距離…(。-`ω-)σ”

牛久大仏へのアクセス・拝観料金

無料の駐車場が820台もありますので、車で行かれることをお勧めします。
東京都内からは1時間半あれば到着します。
圏央道【阿見東IC】から車で3分。

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